お金と便利な暮らし
巷には便利な家電が溢れている。
私の周りでも、乾燥機付きドラム洗濯機、お掃除ロボット、食洗機などの家電を使っている人がたくさんいる。
もはや一軒家の人はみんな使っているのかな?
新築の一軒家に住んでいるが、私のうちにはそれらのものはない。
買いなよ!楽だよ!としょっちゅう言われるが、今のところ買っていない。
食洗機を付けないことにしたときも、メーカーの人に驚かれた。
私が専業主婦でお金があまりないのもあるけれど、なんとなく気がすすまないのだ。
もちろん、忙しくて疲れてて、ロボットが掃除してくれないかなと思うこともよくある。
家を立てるときに、ルンバ用のコンセントも作ってある。
だけど、家事で体を動かさなくて、どこで動かすのだろう?
ジムに行く?
ヨガをならう?
自分の家も掃除ができないくらい忙しくして、幸せだろうか?
使った食器も洗えないくらい疲れる仕事ってなんだろう?
そのために月に20万稼げたとして、便利な家電を買って、いい洋服を買って、いい車に乗って、忙しくて疲れて、、、私はそれでいいのかな?と考えたときに、私は違った。
私のキャパシティでは、実家から離れたこの場所でこどもを2人を育てながら働く余裕がない。
子どもの体調を心配し、仕事の心配をし、疲れた体でお掃除ロボットのボタンを押す。
私には向かないと思ったので、今の選択をした。
もちろん専業主婦に引け目を感じることも多いし、好きなものを自分のお金で気兼ねなく買いたい気持ちも強い。
でも今はそれができないから、私のできる限りのことをして、夫の収入で生活させてもらう。
お金は多くなくとも、心に余裕を持って暮らせる今の生活スタイルが今はしっくりきている。
私は、たぶん家事が好きだ。
こちらは雪がたくさん降っています。