適当な生活

30代主婦の日常をつづるブログです。

他人と自分

昔から勘の鋭いほうで、割と細かいことにも気が付くタイプだ。

人間観察も好きだし、人の着ている服や外見を心の中でダサいなとかいいなと判断していた。

そうやって、他人を評価ばかりしていると必然的に自分にも厳しくなる。

中高生時代はニキビができるのが嫌で死ぬほど悩んでいた。

大学生になって実家のある田舎から都会へ出て、私服になった。

学校が襟毎日駅ビルで買い物するのにはまっていた。学校にダサい服で行きたくない一心で、貪るように服を見て買っていた。

バイト代で貧乏な大学生には見合わない額の服を買うこともあった。

 

自分が他人を評価しているから、自分も他人からの目が気になってしょうがない。

ダサい(と自分が思う)服で出かけたくなくて、毎日服のことばかり考えていた。誰かからダサいと思われないために。

それは就職してからも続いて、UGGのブーツのような2〜3万前後のブランドものをたくさん買っていたから、なかなかお金もたまらなかった。

 

 

見栄を捨てたいと思っていてもどう捨てたらいいのかわからなかったが、他人を評価するのをやめたら周りの目が怖くなくなった。

すると、自分の外見もまあいいじゃんと思えるようになってきたのだ。

それは、自分が買える範囲で、自分が好きなものをを買った上でだ。

必要以上にブランドで固めて着飾らなくても、私はシンプルな格好が好きで、十分満足できることに気がついた。

アクセサリーは18金と決めて、バッグも合皮は持たないことにしている。靴はイベントごとを除いて、スニーカーしか履かない。

世間の基準ではなくて自分の基準で買う物を決められると後悔がない。

 

 

当たり前のようだけれど、何事も自分基準で決めることってすごく難しい。

 

肩書や家や住んでいる場所や服装で人を評価してるのって本当は誰だろう?

 

自分がやめれば、自分が人からどう思われるかも怖くないのだ。