適当な生活

30代主婦の日常をつづるブログです。

私は私のままでいい

あれを持てばあの人みたいになれるのにとか、もっと肌がきれいだったら自信を持ってあんなことをするのにとか、私はいつも何かになろうとしていたように思う。

 

いつも満たされていないから、その穴埋めを夫に求めたり、もので埋めようとしたり、習い事をしようとしたり、何かで埋めようとしてしまう。

それは誰にも気付かれないレベルなんだけれど、とにかく私は私に満足できていない。

 

30歳にして、そんな自分としっかり向き合ってみようと思った。

何かを目指しても何にもなれないんだとやっとわかってきた。

 

とにかく自分がこのままでいい、このままで完全な姿なんだと思うこと。

思えなくても、とりあえず無理やり思う。

なにも足したり引いたりしなくてもこのままでいいということ。

誰にも、私を傷つけることはできないということ。

 

 

思い返してみたら私はいつも人から何かを指摘されることを怯えている。

 

 

特に学生時代はバリバリの運動部にいて、何でもはっきり言う子が周りに多かった。

いじめられたこともないし、表向きはニコニコ仲良くしてたけど、次は何を言われるんだろうと私はいつもビクビクしていた。

たしかに私は少し繊細で悩みやすい性格だった。

それが大人になっても抜けない。

あのときの友達は今は連絡を取ることもないし、部活が同じじゃなかったら話もしたくないタイプだ。

そんな人の言葉にいちいち傷つくことはないのに、私はそのときのことを今だに引きずっている。

 

 

人並みに大学まで通って、部活をしたり、バイトをしたり、サークルに入ったり、就職をしたり、結婚も出産もした。海外旅行にもたくさん行ったし、友達もそれなりにいて、大抵のことは経験してきた。

そんな感じで30年生きてきて、ある一定の人は、悪意はあるのかないのか心無い言葉をかけてきたり、あることないこと言ったり、人の人生に口出ししてきたりすることはわかっている。

 

ただ、それに傷つくかどうかは、自分の責任だ。自分が弱みに思っているから勝手に傷付く。

 

私は私のままでいい。

誰にも私を傷つけることはできない。

 

この言葉をしばらく書いたり唱えたりして自分を鍛えるしかない。