適当な生活

30代主婦の日常をつづるブログです。

ニュースから考える

今日から10月だ。

雪の季節にドキドキしながらも、今年はこの辺りもまだ暖かくうれしい。

 

 

今建築中の家もどんどん出来上がってきて、大工さんの仕事の速さに驚いている。

広い家と広い庭で子どもを遊ばせてあげられると思うと楽しみだ。

 

そんな楽しみでいっぱいの私だけれど、最近芸能人の悲しいニュースが続き、同じ二人の子どもを持つ親として感情移入してしまい、辛くなった。

 

子どもを残していかなければならないほど、追い詰められたお母さんの気持ち。

一番の拠り所のお母さんに先立たれたまだ10代の男の子の気持ち。

お母さんを認識できるようになって、朝から晩までお母さんを求める赤ちゃんの気持ち。

妻に先立たれ、まだ慣れない子育てをしなければならない新婚の夫の気持ち。

 

誰の立場から見ても、悲しみしかない。

理由は誰にもわからないし、本人さえもわからいままかもしれない。

ご本人の幼い頃の家庭環境を聞くと、その辺りにも少しは原因があるのかなと少し思う。

充分に愛に満たされた環境で育てられなかったとき、人の心はいつも何か欠けた状態になるのかな。


大人にって外から見たら誰にも気づかれないとしても、いつもどこかで何かを追い求めている。


それが本人も気づかないほど、体や心を酷使して削られていく。


そして、ポキっと心が折れたとき、生きていられなくなってしまうのかななんて、想像するしかないけれど。

 

結局は人は自分で自分を救うことしかできない。

ないと思ってたものは実はあったということに、自分で気づくしかないのだ。


私のようにごく普通の家庭でごく普通に育っていても、満たされない何かモヤモヤしたものはずっと心にある。


でも、年をとって、自分の心との向き合い方も少しずつわかってきた。

 

子どもより、親より夫より何より自分を最初に満たすこと。それが最優先だ。

 

いつも自分の心に、今何がしたい?何がほしい?と問いかけること。


大きな夢とか目標ではなくて、そういう日々の積み重ねが、自分の人生を作っていくのだと信じている。