適当な生活

30代主婦の日常をつづるブログです。

夫婦

 

夫婦って不思議な関係だと思う。

 

私にとって夫は、友だちでもあるし、恋人でもあるし、同志でもあるし、運命共同体な感じもあるし、兄のような存在でもある。

 

すべてをさらけ出している感じもあるし、肝心なことを隠している感じもある。

 

夫の存在一つに地球上の人間関係が凝縮されているような気もする。

 

夫婦関係は、そのときの自分を表していると聞いたことがある。

 

夫にイライラする人は、自分に不満があって自分にイライラしている。

 

夫に優しくできない人は、自分に優しくできていない。

 

夫に向けた言葉は自分に向けた言葉だ。

 

それをわかっていると、今自分を大切にできていないなとか、私は今余裕がないなとか気付くことができる。

 

自分を大切にできると、夫の意思も尊重できるようになる。

 

もっとこうしてほしいなって思うこともずいぶん減った。

 

これも「嫌われる勇気」で学んだことだけど、「課題の分離」って、すごく大事なことだと思う。

 

私はここまでのことをできる限りやった、その先にどんな結果があっても相手の課題であるから、落ち込むことはない。

 

それがわかっていると、すべての問題は自分自身の問題であるから、夫に期待したり、文句を言ったりすることがなくなった。

 

夫の服が脱ぎ散らかされていたり、ごみがそのままになっていたり、勝手に飲み会に出かけてしまったりしても、私は私のできることをやるだけだ。

 

ただ、夫婦であるのだから、何か問題があるときは嫌だとか、悲しいとかそういう意思表示やコミュニケーションはしたいなと思う。

 

それを伝え合わなければ、ただの同居人になってしまうし、とてもさみしい。

 

好きだからこそ、わかってほしいしわかりたい。

 

夫婦関係は、人間力の向上の場だなとつくづく思う。