ことばとの出会い
昨日、わけもなく落ち込んでる話を書いたけれど、希望を見いだせるような言葉に2つ出会ったので、そのことについて書き記そうと思います。
1つ目は、「自己受容」。
何度か読んでいる「嫌われる勇気」というベストセラー本に出てくる有名な言葉だけれど、今の私にぴったりの言葉だった。
「自己肯定感」とか「自己肯定」とかの言葉は、よく好意的に捉えられるが、筆者は否定している。
「自己肯定」というのは、テストで60点とったときに、いや、私の実力はもっとある!と捉える。
それに対して、「自己受容」というのは、60点とったときに、今の自分としてはよくやった!次はもっといい点がとれるようにがんばろう!と60点の自分も認めてやることだそうだ。
私の人生は、これまで思い通りにならないときに、いや、こんなはずじゃないのにと捉えることが多かった。
ミスしたときも、ちょっとたまたまな感じを出して、本来はできるんです!と心の中では思っていた。
つまりだめな自分を認めてこなかった。
ミスをしない人なんていないのに、ミス=だめなこと、という図式を作り出していたのは、自分自身だった。
今までの過去の自分に、謝りたいような気持ちになる。
ミスをしてこそ人間だし、それが私自身なのに。
たった一人の私のことを、いつもいつも認めて受け入れてあげなかったのはこの私だ。
何度も読んでいるこの本なのに、今回読んでみて、心の中にストンと落ちて、なんだか泣きそうになってしまった。
今までごめんね。そのままでいいんだよ。と自分に声をかけてやりたくなった。
もうミスしても隠さないし、ごまかさない。
誰にも言えなくても自分にだけは嘘をつかず、今のままの自分を受け入れる約束を自分とした。
長くなってしまったので、もう一つの言葉は次の記事に書きます。